Takahiro Yoichi

Interview

執行役員 マーケティング事業部長

世一 貴大

ワクワクしたいし、
ワクワクさせたい

子供の頃の夢は特になかったのだが、いまではしっかり「世界一周」と答えるCMO。仕事の上で大事にしているのは約束を守ること。そしてレスポンスは早く。誠実に行動し、即レスを心がけることで道は拓ける。シンプルな中に本質が浮かび上がる。

1987年2月25日 大阪府吹田市生まれ
【my favorite】
元カジノディーラー / 格闘技 / 豊臣秀吉の奥さん / 億る

新しいビジネスを探して

フォースリーも今年で10年目を迎えました。ここに来て僕が考えているのはアフィリエイトのビジネスモデルと市場規模について。この先、順調に業績を伸ばしていったとして、その先に何があるか。頂上に登りつめたあと、さらなる景色を見ることができるのか。いままでの拡大路線を継続するのはもしかすると難しいかもしれない。維持するだけならできるけど果たしてそれでいいのかと。

もちろんマーケットにはフォースリーと同業でもっと規模の大きなプレイヤーもいますよ。でも売上や利益に爆発的な差はありません。となると、うっすらと先が見えてきますよね。僕はそれに非常に危機感を抱いています。もちろん食えればいいという考えがあるのも理解できます。でも僕らのようなベンチャーがそれでいいかというと違う気がします。

だからいま、何か新しいビジネスはないだろうかといろいろリサーチしているところです。他社がいまどんなことをやっているのか。商社や海運を除いた上場企業をチェックしたり、あるいはいろんな人に会って話を聞いてみたり。ところがこれがなかなか難しい。可能性のあるビジネスのタネって簡単には見つからないものなんですよね。

モチベーションを大事に

やっぱりやるからにはワクワクすることをしたいじゃないですか。自分もワクワクしたいし、社員のみんなにもワクワクしてもらいたい。できれば関わる人たちにも。極論すると農業や漁業などの一次産業以外って、生きるために必須ではありませんよね。だったら楽しいほうがいい。そういう考え方でビジネスモデルを模索しているんです。

もちろん事業の成功を考えたら労働集約型の拡大再生産が正解です。とにかく人を増やして、質を落として大量生産すれば売上は上がるでしょう。資本主義の会社としては正しい。でもそれってやりたいことなのかというと、そうじゃない。やっぱり社員みんなのモチベーションを大事にしたいんですよね。

一方でメンバーもそうなんじゃないか。彼らは彼らの目線で何か新しいことを求めているんじゃないか、と思っていて。失敗してもいいから何か新しいことにはチャレンジしたい。とはいえむやみやたらとバットを振るのも違います。振る回数というのはおのずと決まっていますからね。ここが難しいところなんですよね。

負けない力を発揮していく

こう見えて石橋を叩いた上でそれでも渡るかどうか迷うタイプ。だから間違いないことだけやろうと思っています。徹底的に調べる、体制を強化する。ゼロイチで新規事業は難しいので、成功確率をできるかぎり上げたうえで取り掛かるつもりです。幸いなことに主力のネット広告はキャッシュが溜まりやすいビジネスモデル。加えてどんな事業にでも携われるので、外的要因による不況に強いんですね。

いまひとつだけ見えつつあるのは、広告で携わりながら提携先として投資していくモデル。自分たちでプロダクトを作るよりも成功確率が高いですし、お金の面からもプラスですよね。そうやって投資を続けていく中で一緒にできることが見つかれば、まず間違いないはず。これなら手堅く、負けることはないだろうと。

会社のサービスが変遷するように、自分自身も変わったところがあります。それは打たれ強くなったということ。会社経営していると、望まないのにいろいろと面倒なことが起きますよね。以前なら結構ダメージ受けたりもしていたけど、そういったネガティブな状況も逃げずに受け止められるようになりました。いまでは精神的に何があっても大丈夫、ぐらい言えます。

People

Jobs / Entry

求人一覧/エントリー

TOP